オリーブオイルによるうがいのデメリットはまずいということ

オリーブオイルによるうがい(オイルプリング)のデメリットはまずいということ。

本記事ではオリーブオイルが苦手な人の為に代用できるオイルをご紹介。また、オイルプリングって何?という人のために少し説明も加えました。

オリーブオイルでうがいといっても上を向いてガラガラと喉を洗うものではなく、口に含んでくちゅくちゅしながら口の中をすすぐというものです。

普段、水やすっきり系のマウスウォッシュでうがいすることが当たり前になっている人は、とろりとした油でうがいをすること自体抵抗を感じるようです。

また、オリーブオイルには独特の臭いや味があるため気持ち悪い、まずくて続けられないという人もます。

オリーブオイルがまずいと感じる理由

  • オリーブオイル苦味が苦手

この苦味はポリフェノールです。

特に早摘みのオリーブオイルにはポリフェノールが多いため、この苦さを不味いと感じる場合は早摘みのものは避けたほうが良いでしょう。

  • 油っぽい味

オイルを口に含むので油っぽさは免れませんが、エキストラバージンオリーブオイルと呼ばれているレベルのものは比較的油っぽくありません。

また、オリーブオイルが輸送中に温度が高くなった場合、遊離脂肪酸(中性脂肪の原因にもなる)という成分が増えてしまい油っぽくなります。気分が悪くなるような味であるならば体に悪いので廃棄てください。

苦味は、ポリフェノール由来のものなので自然のオリーブオイルの味です。この味が苦手である場合はオリーブオイルでのうがいは諦めて他のオイルで試してみるようにしてください。

 

食物油であれば何でも代用できる

オイルプリングといえばオリーブオイルうがいといった印象が強いですが、アーユルヴェーダではそもそも白ゴマ油が使用されています。

基本的に食物油であればオイルプリングはどれでもできます。

  • アボカドオイル
  • グレープシードオイル
  • ひまわりオイル
  • ごま油
  • ココナッツオイル

食物油は種類によって特性があり体質や好みにも相性があります。

また、同じオイルであっても製品によって使い心地が違うので、色々と試して自分に合うものでやってみてください。

オイルプリングに期待できる効果とやり方

  • 口臭がなくなる
  • 健康な歯ぐきになる
  • 歯周病・歯の黄ばみ・虫歯防止
  • デトックス効果が期待できる
  • 口周りの筋肉が鍛えられるのでほうれい線予防や小顔効果が期待できる

オイルプリングはインドの伝統医学アーユルヴェーダの療法なのですが、確かなエビデンスが無いため民間療法の類であると指摘する声もあります。

しかし、実際にやってみた人からの評判もよく、また、世界中の有名人もやっていると紹介されたことから一気に知られるようになりました。

 

やり方

  1. 水を飲んで口の中に唾液が出やすくしておきます。
  2. 大きめのスプーンひとさじ分のオイルを口に入れる
  3. マウスウォッシュの容量で口の中でクチュクチュさせます。
  4. 歯と歯の間をオイルが通過して口の中全体に行き渡るようにします。
  5. これを10~20分続けます。

※スプーン1杯のオイルが多すぎる場合は少ない量に分けで数回。合計10~20分位になればOKです。

 

オイルプリングのタイミングは、寝る前か寝起きが良いとされています。口の中の細菌は寝ている間に増えるので、寝る前に口の中を清潔にしたり、寝起きにうがいをして細菌を吐き出すことは効果的です。

うがいの後のオイルは雑菌がいっぱいなので吐き出してください。

そのまま洗面台に流すと環境にも良くないので、ティッシュに含ませてゴミ箱に捨てたほうが良いでしょう。

まとめ

歯周病や口臭予防のためのマウスウォッシュも市場にはたくさんありますが、化学合成された成分は使いたくないという場合はオリーブオイルうがいは安心ですよね。

オリーブオイルの味が苦手なら他のオイルで代用してみてくださいね。