シーリングの補修方法は打ち替えと打ち増しの2パターン!その違いは?

劣化したシーリングの2つの補修方法「打ち替え」と「打ち増し」について解説します。

 

※現在、シーリング とコーキング は同じ意味として使用されています。
シーリングもコーキングも目地や隙間などに充填し防水性や気密性を保持するためのペースト状の材料です。

シーリングの打ち替えと打ち増しの違い

打ち替え

傷んだ古い目地のシーリングをカッターなどで切り取ってから、新しいシーリング材を充填する方法です。

■メリット

・古いシーリング材を撤去して中身を新品にするため、耐久性がよくなる。
・外壁の目地の隙間をしっかり埋め直すので防水性や柔軟性が確保できます

■デメリット

・シーリングをすべてはがした上で打ちなおすため手間がかかる
・打ち増しよりも少し費用がかかる:費用相場 900~1,200円/m

 

シーリングの補修には基本的には「打ち替え」がおすすめです。

 

打ち増し ※増し打ちともいう

古いシーリングを除去せず塗り重ねる方法です。

■メリット

打ち増しは、打ち替えに比べてシーリングを剥がす工程がなく、使うシーリング剤の量も少なくて済むためコストは安くなる。 費用相場 500~900円/m

■デメリット

・劣化して固くなったシーリングを修復できるわけでないので、表面だけ塗り重ねても内側のシーリングにひびが入ったり隙間ができたりする恐れがある。

・古いシーリングと新しいシーリングがうまく馴染まず上塗りした部分だけ剥がれることがある

 

【打ち増しが適している部分もある】
窓・ドアなどのサッシ周りのシーリングは打ち増しが適しています。

サッシ周りには防水紙が貼られてしいるため打ち替えのためにカッターを入れてしまうとこれを誤って切ってしまう恐れがあるからです。

防水紙が損傷すると雨漏りを引き起こす可能性があるためサッシ周りには打ち増しが用いられます。

打ち増しが可能な条件は限られている

1.既存のシーリングにヒビ割れが無い

既存のシーリングが劣化してヒビが入るほど固くなっている場合は、シーリング剤の効果が失われている状態ですのっで打ち替えを採用します。

※シーリングの上から塗料やシーリングカバーが塗ってある場合は、シーリングの劣化が進みづらいです。

2.サイディングの厚さが15mm以上必要

シーリングが本来の役割を発揮するためには、最低でも10mm以上厚さが必要です。

例)12mmの厚さのサイディングが採用されている場合

目地にはシーリングの柔軟性を確保するためにバックアップ材を先に目地に入れます。、バックアップ剤の厚みが約5mmですので12mmのサイディングでは12-5=7mm。これではシーリング剤の厚さは7mm しか確保できません。

平成20年以前のサイディングボードは12mm以下のものが大部分ですので、打ち増しを検討する場合はサイディングボードの厚みも調べる必要があります。

まとめ

シーリングは外壁の外側から見るとシリコン剤が線のようにしか見えませんが、実際は何工程もかけて丁寧に施工されています。

塗装工事の中では地味な作業ですが、シーリングは建物を守るために重要な役割を担っているのですね。

また、外壁塗装の品質を高めるために、業者の腕が試されるのが下地処理であると言っても過言ではありません。

 

外壁塗装の仕上げが満足できるものにするために、下地処理を大切にする意識の高い塗装業者を見積もりの段階で見極めてください。

 

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