せっかく外壁をきれいな色にしても、虫が寄り付きやすい色であれば残念な外壁となってしまいます。特に虫嫌いの人にとって・・・
本記事では外壁塗装において虫が寄り付きやすい色と寄り付かない色を紹介しています。
目次
虫が寄ってくる外壁の色|白・黄色・青
虫の種類によって色に対する反応は異なりますが、共通しているのは紫外線に対して反応しているということです。
紫外線の反射率は色によって異なるため、紫外線をよく反射する色であるほど虫は集まりやすくなります。
紫外線の反射率高い色は、白・黄色・青系です。
これらの紫外線を反射しやすい色を外壁に使用する場合は、防虫対策を行った上で塗装するようにしてください。
虫が寄ってきにくい色|黒・グレー・茶色
外壁の色だけで虫を寄せ付けないということは難しいですが、紫外線の反射率の低い色を使用することで虫がよってくる確率は下げられます。
紫外線の反射率の低い色としては黒・グレー・茶色・赤・オレンジ・ピンクが挙げられます。
最近は黒い壁の家も多くなってきましたが、黒は熱の吸収率が高いためきっちりと断熱材を入れなければ、家の中の温度が上がって夏は大変です。
虫が集まりにくく悪目立ちしない外壁の色を考えると、グレーやブラウンが理想的かもしれません。
外壁塗装における防虫対策
防虫塗料を使う
防虫塗料としては、関西ペイントの「アレスムシヨケクリーン」があります。
これは着色用の塗料ではなく虫よけのみに効果がある塗料で、乾くと無色透明になります。
【効果のある虫】
ユスリカ、ウンカ、ヨカバイ、チョウバエ、キイロショウジョウバエ、蛾、羽アリ、白アリ、ハチ、クモ、カメムシ、ブヨ(ブユ)、アブ、タンスの虫
※外壁だけでなく室内のビニールコロスの壁に塗って室内の虫よけにもつかえます。
塗装作業中に虫が壁に付くのを防ぐためには、虫付着予防剤を使います。
蚊などの虫類はシンナーなどの塗料の臭いに反応して寄ってくるので、塗料の臭いを軽減させて蚊を近づけなくさせるための添加剤です。
油性よりも水性に虫は寄り付かない
外壁塗装に使用される塗料には、油性塗料と水性塗料の2種類があります。
油性の塗料では薄め剤にシンナーが使われるため虫が寄り付きやすくなります。一方、水性の方は薄め剤が水であるので臭いがきつくありません。
付着してしまった虫はペーパーで補修
外壁塗装が完全に乾く前に蒸しが付着すると小さな黒い斑点のようになってしまいます。これに対して職人さんがペーパーをあてて補修作業を行います。
家回りには紫外線を発しないLEDライトを置く
虫は紫外線に反応して寄ってくるので、家の周りのライトを紫外線をほとんど発しないLEDライトに変えると良いでしょう。
まとめ
外壁塗装をしてきれいに仕上がった状態を少しでも長く維持するために、虫対策を行うことも大切なことです。
色の特性を考えたら、グレーやブラウンにしておくのが無難かもしれませんが、それでは色の選択の幅が狭くなってしまいます。
満足できる外壁塗装を行うためには色選びも大切ですので、虫対策や色の選定については塗装工事前に業者と相談してください。
そういった相談がしやすい地元の優良業者を探したいときは、外壁塗装パートナーズという紹介サイトが力になってくれます。
- 自社施工業者のみ
- 施工実績100棟以上
- 創業3年以上
- 建築関連法規・消費者契約などの違反歴の確認
- 現場経験5年以上の現場監督の在籍
外壁専門のアドバイザーも在籍しているので、外壁の色選びや塗料のお悩みはこちらで相談してみることをおすすめします。