空き家バンクに登録したものの売れなかった。登録すらできなかったという例をまとめてみました。
空き家バンクの失敗例
埼玉県越生町|空き家バンクへの登録拒否物件
不動産会社を通じて売りに出しても売れず、自治体の空き家バンクに登録を依頼しても仲介する不動産会社が見つからず登録を断られたという土地です。
袋小路に位置していて日当たりが悪いうえ、擁壁にはひびが入っていました。
画像引用:みんなの0円物件サイト
みんなの0円物件サイトで現況有姿での譲渡を募集していましたが、マッチングが成立しています。
画像引用:みんなの0円物件サイト
北海道白糠町|日当たりの良い角地
不動産会社さんで売りに出したり、空き家バンクに登録するも売却できず、税金や草刈り代が負担となり現況有姿で譲渡を決意。
こちらもみんなの0円物件サイトで譲渡が成立しています。
画像引用:みんなの0円物件サイト
空き家バンクにも審査や登録基準がある
空き家バンクは、査定などなく誰もが気軽に空き家を登録できるものだと考える傾向にあります。
しかし、空き家バンクに登録する際にも書類審査があります。また、自治体の担当者が実際に登録を希望する家を実際に見て調査を行います。その結果、その空き家が利用できないほど老朽化していると判断されると登録を断られることもあるのです。
以下のような条件を満たしていない場合、登録されないこともあります。
- 登録のための物件の現地審査に申請者が立ち会えない。
- 該当する空き家物件の相続登記が正しく完了していない。
- 該当する空き家物件が人が住むことができる状況にない。
- 修繕しても人が住めることが見込まれない。
まとめ|みんなの0円物件で「譲渡」という第3の選択をする
みんなの0円物件では、空き家バンクの審査に通らない、登録の条件を満たさない空き家の譲渡も行われています。