このページでは、他人の墓地があるために売却できなかった土地が、みんなの0円物件サイトに掲載することで無償譲渡が成立した例をご紹介しています。
自分の土地の中や近くに他人の墓があっても譲渡可能
長野県飯田市|線路脇にある墓地を内包した土地
画像引用:みんなの0円物件
鉄道に面した789㎡の敷地内に個人所有の土地が存在しています。接道無しで原則的に建物の建築ができない土地ですがマッチングが成立しています。
千葉県鴨川市|自分の土地の近くに墓がある
画像引用:みんなの0円物件
30年以上も前に購入し放置されていた傾斜のある土地。樹木は伸び放題。現況有姿、瑕疵担保責任免責という条件でしたが無償譲渡が成立しています。
譲渡した土地に表面上はわからなかった欠陥(瑕疵)が、後々見つかったとしても責任を負いませんという意味です。【土地における欠陥(瑕疵)の例】
・土地の境界についての越境や侵食があった
・過去に浸水等の被害があった。
・地盤沈下や軟弱地盤による地質における障害
・擁壁(のり面を支える壁)の不良
・地中埋設物
・土壌汚染 など
無縁墓が敷地内にある場合
無縁墓は継承して管理する人がいない墓のことをいいます。
無縁墓を改装する場合は、無縁墳墓改葬公告が必要です。これは、国が発行するもので、この手続をした後、墓の所有者や関係者などが申し出てこなかった場合改葬しても良いということになります。
所有者のいない無縁墓を撤去するとなると膨大な費用がかかります。
また、所有者の申し出がないので撤去したところ、後々になって関係者が出てきてトラブルになることもあります。
いずれにしても、無縁墓が土地内にある場合は、法律の専門家やお墓関係の専門家に相談して取り組むようにしてください。
まとめ
墓を内包していたり、土地のそばに墓がある場合は、不浄のものであるという意味合いから不動産の売買に当たって嫌われる傾向にあります。
そのため、買い手が見つかりにくく、売却価格も通常の2割~3割ほど低くつけられることもあります。また、売り出してみても1年以上売れないで放って置かれるケースもあります。
もしも、あなたが相続した土地がお墓があることで処分できずにいるというのであれば、みんなの0円物件を利用して欲しい人を募集してみることも検討してみてください。
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