三角形の土地は活用しにくいこともあり敬遠されがち。そのため、相続した土地が売れない一つの要因になっているかもしれません。
ここでは、そのような三角の土地が無償譲渡で処分されている実例を紹介しています。
目次
三角形で売れない宅地が無償譲渡されている実例
北海道小樽市|実家を解体した三角形の宅地
画像引用:みんなの0円物件
2021年4月に同年5月には譲渡が成立しています。
北海道北斗市|400坪の三角形の土地
地目は畑になっているが、非農地証明により地目変更可能。4名の共有不動産であるが全員が譲渡に合意。
画像引用:みんなの0円物件
2022年4月に掲載し現在、選考中のため新規の申し込み・お問い合わせは一時停止になっています。
福井県高浜町|築80年以上の空き家がある二等辺三角形のような土地
建物は21年前から空き家状態であるため、修繕ではなく解体して土地を活用してくれる人を希望とのこと。
画像引用:みんなの0円物件
2022年3月に掲載し現在選考中のため、新規の申し込み・問い合わせは一時停止になっています。
三角形の土地が売れない理由
■ 売却に向かない
三角形の土地は販売価格が安いので手に入れやすいというメリットがありますが、売却する立場になったとき資産価値として低いので将来性を考えると購入をためらう傾向にあります。
■ 建物の設計が制限される
十分な広さのある三角地であれば建築物の設計に問題はありませんが、土地が狭い三角地の場合は設計に制限がでてくる可能性があります。
■ デッドスペースができる
三角の土地に四角や長方形の建物を建てることで土地の余った部分が三角形のまま残ります。その三角形の部分が狭い場合は駐車場にもならない中途半端なスペースとなります。
■ 家具の配置が難しくなる
三角形の土地をそのまま活用して建物自体を三角形に設計すると、家具の配置が難しくなります。
■ 風水的に嫌がられる
三角の土地は風水的に最も良くない形とされています。(大凶相)。更に、三角の土地の中でもY路地にある三角地は近所トラブルに巻き込まれやすいと忌み嫌われます。
【三角地の風水的な凶相】
- 火事を起こしやすい
- 角がたちやすい
- 孤立しやすい
まとめ
三角の形をした土地は希望通りの家を建てられなかったり、建てられても間取りを自由に決められなかったりなどのデメリットがあります。また、風水的にも良くないとされるため嫌がられる傾向にもあります。
もし、あなたがお持ちの土地が三角地という理由で売れずに管理費や固定資産税を払い続けているのであれば、みんなの0円物件サイトに登録して処分するという方法も検討してみてください。
みんなの0円物件では三角形の土地や変形地など不動産屋では扱いにくい土地も次々と譲渡されています。