外壁塗装が助成金で安くなるは嘘!制度があっても簡単にはもらえない

外壁塗装業者が営業の際に、「助成金をもらえば工事費用が安くなります。」と勧誘してくることがあります。しかし、助成金制度は自治体によって異なり条件も厳しいので簡単にはもらえないというのが現状です。

「助成金で安くなる」といった甘い言葉に惑わされないように、助成金に関する知識は必要ですよ。

外壁塗装で「助成金がもらえる」は嘘

2021年現在、国が定めた外壁塗装の助成金制度は存在しません。助成金は市町村などの自治体によるものなので、そもそもやっていないところも多いのです。また、制度があったとしても条件が厳しく申請期間も限られているため簡単にもらえないというのが現状です。

それを「助成金出やすくなりますよ」と、あたかも簡単に使えるように言ってくるのは「嘘」ですので、警戒するに越したことはありません。

【更に悪質な業者の嘘】

・申請もしていないのに「助成金がでます」と言い切る
助成金は工事をする前に申請をしなければなりません。工事後に降りる助成金は存在しない上に、申請が通るか確証もない段階で言い切れるものではありません。

・こちらで「申請しておきます」といって金銭を要求してくる
助成金の申請は無料なのに、申請にお金がかかると言って金銭を要求する業者もいます。また、「助成金の振込先は業者なのでその分値引きします。といって申請すらしない場合もあります。

 

このように怪しい提案をされたらその場で返答せず、自治体に連絡して助成金制度について確認してみるようにしてください。

 

自分の住んでいる自治体に、外壁塗装の助成金制度があるかどうかを知るには、以下の3つの手段があります。

(1)「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」を利用する

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和3年度版)

(2)自治体のホームページで調べる

(3)自治体の窓口で相談する

(4)外壁塗装パートナーズの地域の助成金情報も見やすいです。

 

なお助成金制度はほとんどの場合、申請期限が決まっていて、予算の上限に達し次第締め切られます。外壁塗装の検討し始めたら早めに助成金の有無について確認することをおすすめします。

制度はあっても申請が通らない3つの理由

理由1.

各自治体の役所では、助成金詐欺や不正受給につながらないように慎重に進めるため、少しでも条件を満たしていない場合は申請を却下する傾向にあります。

理由2

助成金の枠は限られており早いものがちという状態です。そのため、助成金の申請に慣れた塗装業者にあっという間に抑えられてしまうことが多いのです。

理由3

省エネ塗装とか空き家の利用などの厳しい条件がある場合が多く、一般の住宅での外壁塗装は対象外のになる可能性があります。

制度を利用するための一般的な条件

申請は施工前に行わなければならない。

外壁塗装の工事が始まってからでは助成金の申請はできません。助成金は外壁塗装の計画段階から対象かどうかの判断が行われるため、必ず着工前でなければならないのです。

また、申請者が多い場合は抽選で決定し、その後にはじめて工事を行うことができます。

自治体内に申請者の住所があり本人が居住している

原則的には外壁塗装を行う住居がその自治体内にあり、更に本人が住んでいなければなりません。

しかし、次のような場合は条件付きで認められる場合もあります。

・親族が所有する借家に居住している場合
・外壁塗装後に転入する場合

申込時に税金を滞納していない

自治体に納める税金には、市民税、固定資産税、国民保険税、年金、自動車税などがありますが、これらの税金を滞納している場合は助成金は給付されません。

外壁塗装をする住宅が建築基準法に違反していない

増築などにより規定の容積率を超えたり、改築により斜線制限を満たしていない場合は給付の対象になりません。

施工する業者が自治体内にあること

助成金の目的が地域経済の活性化を図るものであるため、施工を行う業者が自治体内に本店がある法人業者や個人事業者に限られます。また、助成金が受けられる組合に所属していない場合は対象外になることもあります。

断熱塗料や遮熱塗料を利用すること

これは地方自治体によって異なりますが、指定された塗料を使うことが助成金の受給条件となっていることがあります。

外壁塗装の助成金の多くが省エネ性やバリアフリー性、耐久性や防犯性の向上を目指したリフォームの一つとしてが用意されていることが多いからです。

断熱塗料や遮熱塗料はその他の一般的な塗料よりも性能が良い分、どうしても費用が若干高額になってしまいます。その場合、助成金を利用しても、かえって塗装費用が高くなってしまうケースもあるという認識は必要です。

 

「助成金が降りるオリジナルの遮熱塗料を使う」という嘘

悪質な業者の中には、助成金が受けられる遮熱性の塗料を使ういますと言って工事を行う場合があります。しかし、その塗料が自治体の認めないものであれば助成金はおりません。

まとめ

助成金をもらうのは難しいとはいえ役所が税金を運用して支給するものですから条件を満たしてさえいればもらえるます。その際、経験豊富な優良業者に協力してもらうと申請もスムーズ。

「外壁塗装パートナーズ」という塗装業者の紹介サイトは、施工の現場を知っている建築士が運営しているサイトです。

ここで紹介してくれる業者は

  • 自社施工業者のみ
  • 施工実績100棟以上
  • 創業3年以上
  • 建築関連法規・消費者契約などの違反歴の確認
  • 現場経験5年以上の現場監督の在籍

などの厳しい審査を通過しており、その中から3社まで見積もりを無料で出してもらえます。

外壁専門のアドバイザーも在籍しているので、塗装見積もりを依頼するときに「助成金に強い業者を紹介して欲しい」というリクエストも可能です

 

 ➡助成金の相談は「外壁塗装パートナーズ」をご利用ください。