ベランダからの雨漏りはブルーシートで応急処置。雨がやんだら原因を探して早急に処置しましょう。
目次
ベランダからの雨漏りはブルーシートで応急処置
ベランダのどこから雨漏りしているのかわからない時はベランダ全体をシートで覆います。かぶせるだけでは風で飛ばされてしまいますので、紐で手すりに縛り付けるか土のうなどで上から抑えるようにしてください。
その際、シートに溜まった雨水が排水溝の方に流れるように勾配をつけるのがポイントです。
室内に雨漏りが起きている時は、床にビニールシートを敷いてその上にバケツを置いて雨水を受けます。バケツの中に雑巾や新聞、おむつを入れておくと水滴が室内に飛び散りません。
応急処置を行った後はできるだ早く原因をつきとめ、修理を行うことをおすすめします。
ベランダから雨漏りする!主な原因は4つ
- ベランダの壁や床部分にひび割れがある
ベランダの壁や床が雨風や地震の影響によりひび割れが入ることがあります。その隙間から雨水が屋内に侵入すると雨漏りを引き起こします。 - 排水口が詰まっている
ベランダの排水溝に落ち葉・ホコリ・虫の死骸などが詰まると雨水が溢れ出し、室内に侵入することがあります。 - 防水シートの劣化している
ベランダの床には防水シートや防水塗装が施されています。これが経年によって劣化すると裂け目や剥がれが生じてそこから雨水が侵入してきます。
また、ベランダの床に植木鉢や物をおいていると床への負担が大きくなるので、劣化を早めることになります。 - 勾配の傾斜が適切でない
ベランダの床面は排水溝に雨水が流れるように傾斜がついています。しかし、この傾斜が適切でない場合、ベランダに水が貯まることがあります。これは施工不良の可能性があります。
雨漏りの放置は怖い!二次被害に注意
- 家の木材が傷む・腐る
壁や床の内側に侵入した雨水は家の木材を腐らせ家の耐久性や資産価値を落とします。 - カビの発生
雨水による湿気がカビを発生させ人への健康被害を引き起こします。また、壁紙や断熱材もダメージを受けます。 - 電気系統の被害・故障
雨水化ブレーカーやケーブルに入り込むことで漏電を引き起こし、最悪の場合は火災を発生させます。また、家電製品への影響も無視できません。 - シロアリなど害虫の発生
雨漏りの湿気が虫を引き寄せます。特に恐ろしいのがシロアリ。湿った木材を食べるので家がぼろぼろになります。ちなみに害虫による家の損害は火災保険の対象外。駆除・修繕費を実費で払うことになります。
雨漏りが室内に達している時の対処法
ベランダの壁や床の破損が原因で、すでに雨水が室内に達している場合は自力での修繕は難しいです。
特に、次のような場合は自己流での修繕は不可能。
- 防水シートや防水塗装などの防水層の修理
- ひびの範囲が大きい
- ベランダの内部の補修が必要
- 雨漏りの原因箇所が特定できない
- 勾配の傾斜不良
素人の判断で下手に手を付けると逆効果で余計に雨漏りが酷くなったり、後々、修繕費用が高く付いたりします。
自分で直せない場合は、早い段階で専門業者に修理を依頼してください。
雨漏りの修繕業者に頼むときの注意事項
火災保険が適用できるか確認
雨漏りの修理は火災保険が適用される可能性があるので、加入している保険会社に確認してください。
ちなみにこのサイトでは火災保険の申請代理サービスの利用を推奨していません。その理由はこちらを御覧ください。
複数の業者に見積もりを依頼する
修理を急ぐ時は難しいですが、そうでなければ複数の業者に見積もりを出してもらったほうが良いです。
チラシや電話帳を見て一つの業者に決めてしまうと、適正価格がわからないので悪徳業ややボッタクリに引っかる可能性があります。
見積もりを依頼する時は同じ条件で出してもらい比較してください。極端に高いところを避けるのは当然ですが、安すぎるのも手抜き工事の恐れがあるので避けたほうが無難です。
しかし、
- ネットや電話帳で業者を一軒一軒探して電話。
- 見積もりをとって比較検討
- 契約した業者さん以外にはお断りの電話を入れる。
これは、悪徳業者に引っかからないために必要な流れですが、正直、精神的な負担も大きいです。
そんな時に力になってくれるのが雨漏り業者の紹介サイトです。
【雨漏り業者の紹介サイトを利用するメリット】
- サイトに登録しているリフォーム業者は厳しい審査に合格した業者だけ。
- 見積もりをとった業者から直接営業されることはない
- 雨漏り修理のお断りは業者に直接伝えなくても良い
- すべての見積もりを断っても料金は発生しない
気になっている雨漏りがあれば、こちらで相談してみてくださいね
➡【雨漏り修理110番】なら日本全国・24時間で対応してくれます。