今回は殺虫剤の中身ではなく外側、おしゃれなパッケージのお話です。
キンチョーの脱皮缶!これなら抵抗なく部屋に置ける
おしゃれなスプレー缶に早変わり
店頭に並んでいるキンチョーのゴキブリ駆除スプレー
- コックローチ ゴキブリがうごかなくなるスプレー
- コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー
これらのパッケージにはゴキブリの絵が書かれています
出典: 大日本除虫菊提供
ゴキブリ駆除剤は表面のフィルムを剥がすことができるのですが、これを脱皮缶と銘打っているのですね。
表面のフィルムのを一枚剥がすと中のデザインは極めてシンプル。おなじみの鶏のマークがあしらわれた真っ白なスプレー缶に早変わりします。
出典: 大日本除虫菊提供
脱皮缶が生まれた理由
お店に商品を並べる時は、ゴキブリ用殺虫剤であることがひと目でわからなければいけません。
そのためにゴキブリのイラストを入れてインパクトのあるパッケージになっています。
でも、ゴキブリが苦手な人にとってはあのイラストすら見るのも嫌、ましてやそれを掴むの無理というものです。
さらに、あのゴキブリの絵のせいで戸棚の奥や家具の間の目につかない場所に追いやられ、いざという時に取り出せず取り逃がしてしまうこともしばしば。
そんな悩みを解決してくれたのが脱皮缶という発想なんですね。
このデザインなら部屋や台所にも馴染むので見える場所において、いざという時にすぐに手にとって奴らを瞬殺できるというわけです。
アースは3種のスプレーがおしゃれ缶
アース製薬さんも、虫の絵柄を見たくないという消費者の要望に答えてくれていました。
対象のスプレー缶は
- ハエ蚊エアゾール「アースジェット」、
- ゴキブリ用エアゾール「ゴキジェットプロ」、
- 不快害虫用エアゾール「虫コロリアース スーパージェット」
虫のイラストが描かれていない虫ゼロ缶として店頭に並んでいます。お店ではアースジェットとわかるシールがはってあるのでわかりやすい。もちろん効果も成分も従来のものと同じです。
出典:アース製薬
商品名のシールを剥がすと、ジオメトリック柄のおしゃれな缶に変身。こちらはゴキブリ殺虫剤だけではないので選択の幅が広がりますね。
出典:アース製薬
スプレー缶用のお着換えシールやカバーを使う
手持ちの殺虫スプレーの缶があるのでわざわざ買い替えたくないというときはスプレー缶用のお着替えシールやカバーを使う方法もあります。
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ただし、缶の裏側には成分や使い方、使用上の注意などの表示があるのでこれを隠してしまうのはメーカーとしてはおすすめできないとのことです。