外壁塗装の工事中に家にいる!普段の生活との違いと注意点

外壁塗装には約2週間の工事期間が必要となります。

その期間中、足場が組まれたり職人が家の周りで様々な作業したりするために、生活が普段とことなるものとならざるを得ません。

家にいることができないほど生活しにくい環境となるわけではありませんが、外壁塗装中の不便さを予め知っておくことでそのストレスもある程度緩和できるというものです。

この記事では外壁塗装の工事中の家でできることと、その際の注意点についてまとめてありますのでご参考にしてください。

 

外壁塗装の工事中!家にいる時にやってもよいこと

窓を開けられるように養生してもらう

塗装工事が始まると窓やベランダに養生用のビニールシートが貼られるので、窓の開け閉めができなくなります。

完全に養生してしまうと作業期間は全く窓が開けられなくなるので、開けたい窓は作業前に指定して開閉できるように養生してもらってください。

窓が開閉できるような養生は、通常よりも割増になる場合もあるので確認してくださいね。

作業のタイミングを見計らって窓を開ける

開けられるようにした窓も開けっ放しはできません。作業工程のタイミングを見計らって開けるようにしてください。

外壁工事はおよそ2週間となりますが、窓を開けてのは次の工程の時です。

  • シーリング工事中(2~4日目)
  • 乾燥中(6~7日目)
  • 養生を外したあと(12日目以降)

※工事を行わない時間帯は窓を開けることができます。
※足場組み立て時や高圧洗浄中は危険が伴うので窓の開閉は不可能です。

エアコンの使用は可能

足場はエアコンの稼働に支障がないように設置してくれます。

ただし、室内機裏側の壁を塗装する時は室内機がシートやカバーで養生するので、一時的にエアコンが使用できなくなることもあります。

エアコンの使用に関しては業者に確認しておくようにしてください。

※ちなみに、エアコンを使っても臭気が部屋の中に入ってくることはありません。

外壁塗装の工事中に気をつけべきこと

洗濯物は屋外に干せない

注意を払って作業をしていても塗料が飛び散ることがあります。そのせいで洗濯物に塗料がついたり臭いがついたりしてしまうので、洗濯は室内干しにすることをおすすめします。

また、乾燥していない塗料が洗濯物に付着する可能性があるので、作業を行っていないときでも洗濯物を外に出すときは業者に確認してください。

近隣に洗濯物を外に出している人がいれば一言声をかけておく配慮も必要です。

養生中の給湯器は使えない

養生中に給湯器を稼働させると一酸化炭素中毒や給湯器の故障・発火の原因となるため危険です。給湯器を使用する際は、必ず職人さんに確認するようにしてください。

塗料の臭いが気になる

現在の塗料は改良されていて有害な作用はありませんが、臭いに敏感な人には気になるものです。

水性の塗料を選んだ場合、油性に比べて臭いは少ないとされますが、それでも無臭ではないので気になる方はマスクをしたり、外にでかけたりしたほうが良いかもしれません。

ペットのストレスも配慮する

ペットは臭いや環境の変化に敏感であるため体調不良を起こす可能性があります。塗装の作業中はペットを避難させたりするなど対策をたててあげるようにしてください。

車の駐車にも気をつける

塗装時に駐車している車は、塗料が付着しないようにカバーをするか移動するかします。近隣の車に被害が及ばないような配慮も必要です。

施主がいなくても工事は進められる

内装工事と異なり外壁塗装での作業は屋外のものであるので、家を留守にしていても工事は進められます。トイレの提供や休憩時のお茶出しも必要ありません。

留守にする際は、営業の担当者や現場の責任者と連絡先を確認していつでも連絡が取れるようにしておいてください

施主が家にいなければならない作業工程もある

足場を設置する時

足場を設置する時にものを勝手に動かしてしまうと後々トラブルに成ることがあります。そのため、足場を設置する際は施主の立ち会いが必要となります。

また、大抵の業者は動かしたものをもとに戻せるように事前に写真を撮って残します。特に注意しておきたい物があれば予め伝えておくと安心です。

仕上げのチェックの時

工事が終了すると足場を解体する前に検査が行われますが、その際は必ず立ち会うようにしてください。

この検査は塗装工事の仕上がりをチェックするものであるので、塗り残しやムラがあるなど気になる所があればこの時伝えて足場を解体する前に補修してもらわなければなりません。

 

※工事の日程表を事前に入手しておくと外出などの予定も立てやすくなりますね。ただし、天候によっても進捗状況は変わってくるので、毎日どこまで進んだのか確認しておくと安心です。

家をあけるときの戸締まりは慎重に

足場があると2階やベランダから不審者が侵入しやすくなります。また、養生シートが死角をつくるための空き巣が狙いやすい環境となってしまいます。

そのため家を留守にする際は、短時間のちょっとした外出であっても必ず戸締まりをして出かけるようにしてください。

職人さんがいるから大丈夫だろうと思って出かけて万が一空き巣に入られた場合、職人さんにあらぬ疑いをかけてしまうことになりますし、作業に集中している場合、そのスキを狙って空き巣が入らないとも限りません。

まとめ|優良業者を選べば無用なストレスが抑えられる

外壁塗装を行う時に良い業者を選ぶことができれば、家にいる時も留守にしている時も無用なストレスは抑えられます。

もちろん通常の生活と全く同じというわけにはいきませんが、家主の不安や心配事をよく汲み取ってくれる業者であれば

  • 工事中に施主がいなくても作業がスムーズに行われる
  • 家に知る時もストレスなく過ごせる

といった対応が期待できるというものなのです。

非常識な業者になると日曜日や休日の作業を行ったり、大声で話しながら作業をして近隣に迷惑をかけたりといったこともありますので、外壁塗装の業者選びは慎重に行ってくださいね。

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