おすだけベープで蚊やハエを撃退
おすだけベープスプレーはシュッとひと吹きするだけで長時間蚊やハエに優れた効果を発揮する殺虫剤です。
ロック機能がついているので誤作動の心配はそうそうないと思われますが、小さい子供や高齢者との共同生活では思いがけないトラブルはつきものです。
そこで 本記事ではおすだけベープスプレーが顔にかかって口や目に入った時の対処法、併せて人体への影響を解説しておきます。
目次
おすだけベープスプレーが顔にかかった時の対処法
顔にかかったときや皮膚についた時は石鹸で洗う
顔や皮膚についた薬剤は石けんを使ってよく洗ってください。汚染された衣類は場合は速やかに取り除いてください。
アレルギー症状やかぶれやすい人は、とくに薬剤に触れたり吸い込んだりしないように注意が必要です。
目に入った時は流水で丁寧に洗う
薬剤が目に入った時はすぐに水で注意深く洗い流してください。
コンタクトレンズを着用している場合は外して、外したあとの目もしっかりと洗浄するようにしましょう。
目の刺激が続く場合は、必ず眼科医の手当を受けること
口に入ったリ吸入した時は?
口に入った時は水でよく口の中をすすいでください。飲み込んでしまった場合は直ちに医師の措置を受けてください。
吸入した場合は新鮮な空気なところに移動し呼吸しやすい態勢で休息。気分が悪い時は医師に連絡してください、
体に異常が起きた時は、本品(おすだけベープスプレー)を提示し医師の診療を受けることが望ましいです。
置き型のワンプッシュ式蚊取りによる事故
ワンプッシュ式蚊取りは手に持って前方にスプレーするタイプと、置き型で上方に噴射するタイプがありました。
誤って顔にかけて皮膚が赤くなったり、やけどのような痛みが出たという危害報告があったのは置くタイプのもの。
置くタイプでは押しボタンと噴射口がどちらも本体の上方にあったたため、方向を誤り自分に向けて吹きかけてしまったということが理由です。
おすだけベープはそもそも手に持ってスプレーするタイプであったのでこのような危害報告はなかったのですが、2014年に国民生活センターが出した注意喚起を受け改良が行われています。
■ 改良内容
- 新開発のチャイルドロック付きスプレーボタンを採用
- 噴射口ホールを改良して噴射方向を明確にしました。
- 人体用スプレーとの間違わないようにを避けるための人体不使用マークを表示
成分の安全性について
おすだけベープの主成分はピレスロイドです。結論からいえば、ピレスロイドは選択毒性という性質を持つ物質で人にはほとんど無害です。
選択毒性とは、蚊やハエなどの害虫が吸い込むと強い毒性を発揮し死滅させますが、人がこれを吸い込んでも基本的にはなんの問題がないというもの
というのも、恒温動物は昆虫に比べて神経系が複雑であるため、ピレスロイドを吸い込んでも中枢神経に届く前に体内で分解し排泄することができるからです。
また、日本では殺虫剤の安全性について厚生労働省の一定の審査をクリアしなければ販売できないことになっているため、市場に出回っているものは安全性が保障されているものとみなされます。
しかし、選択毒性で安全性が法律的に保障されている成分であるとしても、過剰に吸い込んだり誤飲したりすれば悪影響を及ぼすことは十分に考えられます。
ですので、使用する際は説明書をよく読んで注意書きに従うようにしてください。
ペットへの影響
犬・猫・うさぎなどの恒温動物は大丈夫
上述したように人間をはじめ犬や猫などの恒温動物は。ピレスロイドを体内で分解できるため危険性はないとされます。
しかし、体に取り入れるべきではない異質物質であることは間違いないので、閉め切った部屋で大量に使用したり、ペットが直接口に入れたりしないように注意が必要です。
カブトムシ・金魚・爬虫類などには毒
恒温動物以外のペットには害を及ぼすことになるので、これらのペットを飼育している部屋では絶対に使わないようにしてください。
お試し30回分と240回分の本体はこちらです。